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小型犬の膝蓋骨内方脱臼について

2019年4月15日

こんにちは、院長の渡辺です。

今回は小型犬ではよく遭遇するトラブルである『膝蓋骨内方脱臼』について説明します。膝蓋骨とは分かりやすく言うと『ひざのお皿』です。我々のひざに触れるものと同じです。トイプードルやチワワといった小型犬によく見られますが、柴犬のような骨格のしっかりとした子でもたまに遭遇する疾患です。

さて、膝蓋骨の脱臼とはどのようなものか?画像を見て説明します。

膝蓋骨脱臼 手術 パテラ 1 ペイント

写真は下半身を正面から撮影したレントゲン写真です。白い矢印(⇨)で指した楕円形の骨が『膝蓋骨』です。本来の位置からは外れてしまっています。またカカトからヒザまでのスネの骨が真っ直ぐ伸びておらず内側へ曲がってしまっています。正しく言うと内転といって骨が内回りに捻じれてしまっています。このような骨格の犬は脱臼しやすいといえるでしょう。

膝蓋骨脱臼 手術 パテラ 5 ペイント

上の画像は脱臼の手術2ヶ月後の写真です。矢印(⇨)が膝のお皿(膝蓋骨)です。正しい位置に戻っています。

膝蓋骨の脱臼には程度があり、軽いものであれば手術はせずに関節を保護するサプリなどを用いて経過観察をするケースが多いといえます。しかしどんなに軽い脱臼でも完全に治療するならば手術が必要です。

また日常生活で後ろ足に負担のかからないような配慮が必要です。太らせないようにする、滑りやすい床などで走らせない、などに注意しなければなりません。

膝蓋骨脱臼は診察時に身体検査で見つかる事が多いですが、レントゲン撮影をすることで、より詳しく把握する事ができます。膝蓋骨脱臼について気になる事があれば気軽にご相談ください。

 
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