コラム
うちの子、何歳?犬と猫の年齢別の気を付ける病気
こんにちは。
立川市羽衣町の「はごろも動物病院」です。
犬や猫と長く暮らしていると「うちのこ、人間にたとえると何歳?」と考える飼い主さまは少なくないはず。
ペットとして飼われている犬や猫の平均寿命は、種類や個体差によって違いはありますが、14歳~15歳くらいであることがわかっています。
あどけない表情を見ていると子どものように思えますが、私たち人間と比較すると約5倍以上のスピードで歳をとっている計算です。
今回は、犬や猫の年齢によって気を付けるべき病気についてお話ししましょう。
● 仔犬:0歳~1歳6カ月
免疫機能や内臓機能が未発達のため、消化不良による下痢や嘔吐に注意が必要です。
症状によっては脱水を起こしやすく、こまめな水分補給とあわせて獣医師の診断をうけるようにしましょう。
● 成犬:1歳6カ月~7歳
食欲が旺盛で活動がもっとも活発な年齢ですが、肥満が原因の病気の発症も少なくありません。
また、口内細菌の影響で歯周病のリスクも高まる年齢といえます。
カロリーコントロールや適度な運動はもちろん、口内環境を整えることが大切です。
● 高齢犬:7歳以上
高齢犬は犬種や大きさによって違いはありますが、人間に例えると44歳から90歳くらいです。
視力や聴力も含めて体全体の機能が少しずつ衰える年齢にさしかかります。
犬種や個体差による違いがあらわれるのも高齢期の特長といえるでしょう。
心臓病や腎不全、糖尿病や認知症など重篤な症状に進行する病気を発症するケースも多くみられます。
● 幼猫:0歳~1歳
犬と同様に免疫機能や内臓機能が未発達のため、下痢を起こしやすい年齢です。
7カ月未満の子猫の場合は、すぐに脱水症状を起こす可能性が高いので注意してください。
● 成猫:1歳~7歳
膀胱炎などの泌尿器系の病気や、結膜炎などの目の病気の発症が多くみられます。
また、肥満が原因による内臓の病気にも注意が必要です。
● 老猫:7歳以上
命の危険を伴う腎不全に最も気を付けなければならない年齢です。
水を大量に飲む、食欲不振などの様子が見られたら、獣医師の診察を受けましょう。
犬や猫は私たち人間より寿命が短い動物です。
ワンちゃんやネコちゃんを元気で長生きさせるためには、年齢に応じた健康管理がとても大切といえます。
病気の予防や早期発見のためには、1年に1回~2回の定期的な健康診断がおすすめです。
はごろも動物病院では、ワンちゃんやネコちゃんに合わせた健康診断をご提案させていただいています。
大切な家族を守るホームドクターとしてご利用ください。
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