こんにちは。
立川市羽衣町の「はごろも動物病院」です。

猫好きの方なら、道端で不安そうにふるえている猫を見つけると、つい連れて帰りたくなりますよね。

でも屋外で暮らしていた猫は、感染症はもちろんノミやマダニに寄生されている可能性があります。

私たち人間も猫から感染するリスクがあるので、保護したらすぐに動物病院に連れていきましょう。

今回は、猫を拾ったらやるべきことについてお話しします。

 

猫を拾ったらやるべき３つのこと

猫を拾って保護したら、やるべきことは以下の3つです。

 

保護した猫を動物病院に連れて行く

動物病院で、衰弱していないかを含めた健康チェックと、感染症やノミ・ダニの有無を調べてもらいましょう。

受診にかかる費用は自己負担になってしまいますが、事前に確認しておくといいですね。

体温が低い場合は、温めながら連れて行ってあげます。

わからないことがあれば、連れて行く動物病院からアドバイスをもらってください。

 

飼い主がいる猫かどうか必ず確認する

保護した猫が、飼い主のもとから逃げ出した迷い猫の可能性が考えられます。

飼い主がいる猫と知らずに保護すると、所有権侵害などの罪に問われる場合も。

思わぬトラブルを避けるために、保健所や警察署に届けが出ていないかを必ず確認しておく必要があります。

 

猫が暮らす環境を整える

お家に連れて帰る前に、猫が安心して過ごせる環境を整えましょう。

ケージやトイレはもちろん、フードやお水を準備しておく必要があります。

先住猫がいる場合は、安全に隔離できる場所の確保も大切ですね。

 

猫を拾う際の注意点

猫を保護しようと思っても、警戒心の強い猫は人間が近づくだけで襲いかかってくる危険性があります。

猫の様子を見ながら、注意深く保護しましょう。

長袖や軍手などを身につけ、ご自身の身体を防備することも大切なポイントです。

子猫の場合は、近くに親猫がいないかを確認してから、バスタオルや小さめの毛布でくるむとよいでしょう。

 

動物病院で相談できること

動物病院では、拾った猫の性別はもちろん、避妊・去勢の有無やある程度の年齢を判断できます。

動物病院を訪れた際に、拾った猫であることを先に伝えて、診察してもらいましょう。

家族に迎える場合は、避妊手術も検討してみてください。

 

保護した猫のご相談ははごろも動物病院へ

猫を拾って保護したときにやることは、「保護した猫を動物病院に連れて行く」「飼い主がいる猫かどうか必ず確認する」「猫が暮らす環境を整える」という3つです。

 

猫を保護する時には猫から噛まれたり引っかかれたりしないいように、長袖や軍手で身を守ります。

 

なお、拾った猫を動物病院に連れて行くと、猫の性別やだいたいの年齢、避妊・去勢手術経験があるかどうかなどを教えてもらえます。

はごろも動物病院では、ネコちゃんの診療にも積極的に取り組んでいます。

保護した猫を家族に迎える前に、まずはお気軽にご相談ください。