コラム
散歩中の草むらに注意!犬に寄生する「マダニ」の恐怖
こんにちは。
立川市羽衣町の「はごろも動物病院」です。
春から夏にかけてワンちゃんとのお散歩は気持ちがいいですよね。
しかし一方で、マダニの寄生にもっとも注意をしなければならない時期ともいえます。
マダニは気づかないうちにワンちゃんの皮膚に咬みついて吸血しながら、さまざまな感染症を引き起こす寄生虫です。
そこで今回は、愛犬をマダニから守る方法についてお話しましょう。
マダニは、川辺や森のなかの茂みや、空き地や公園の草むらなどの湿気の多い場所に一年を通して生息しています。
ワンちゃんがすぐそばを通っただけで、気配を察して飛び移り咬みつくので注意が必要です。
マダニの大きさは肉眼で確認できる3~8mmほどですが、一度咬みつかれると、吸血し終わるまで自然に離れることはありません。
気が付かないままでいるとマダニが通常の3倍以上の1~2cmまで膨らんでしまうほど、ワンちゃんの血をたっぷりと吸われてしまうことがあります。
さらに、マダニの怖さは吸血だけではなく、細菌やウイルスの感染です。
マダニを介する感染症として、バベシア症やライム病、SFTSなどがあげられます。
もっとも効果的なマダニの予防方法は、1~2カ月に一度の定期的な駆除薬の使用です。
駆除薬の種類によって、液体を皮膚に垂らすスポットタイプ、お肉のようなチュアブルタイプや錠剤タイプがあります。
ワンちゃんの好みや性格によって選ぶ飼い主さんが多いようです。
また、お散歩の際には、むやみに草むらや茂みに入らせないようにしましょう。
お散歩から帰ったらこまめにブラッシングしたり、マダニがついてないかをチェックしたりを習慣にするとよいでしょう。
万が一、ワンちゃんの皮膚にマダニを見つけたら、無理に取ろうとしたり、潰したりするのは禁物です。
マダニの顎はワンちゃんの皮膚にがっちりと食い込んでいるため、無理に取ろうとすると顎の部分だけ残ってしまいます。
潰すとマダニの体内の細菌やウイルスが飛散して、ワンちゃんだけでなく飼い主さまも感染するリスクが高くなります。
はごろも動物病院は、マダニ駆除薬の処方や咬みついたマダニの処置に対応している動物病院です。
大切なワンちゃんを、マダニの脅威から守ってあげてください。
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