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はごろもブログ

平成最後の診療日

2019年4月30日

こんにちは院長の渡辺です。今日は平成最後の日です。いよいよ終わります。令和を迎える前に動物にちなんだ平成30年間を振り返ってみたいと思います。

私が幼い頃、実家では雑種のタロウという犬を飼っていました。飼い主は私の父でした。タロウは庭で飼われていて鎖に繋がれていました。ご飯は基本ヒトの食べた残りものや、味噌汁を含ませた白米などでした。今と全く飼い方は異なっていたものの、タロウが死んでしまい遺体がトラックに積まれた時に、生き物の死に初めて触れ大泣きした記憶があります。走り去る青いトラックの姿をおぼろげですが覚えています。この話は昭和のお終わる頃のものですから、平成のスタートも一般家庭の動物は同じような飼い方をしていたご家庭も多かったと思います。

某金融会社のCMに突如現れたチワワのクーちゃん。これは2002年の話で17年前です。また彦根城のゆるキャラのひこにゃんが登場したのが2007年でこちらは12年前です。ちなみに舐め猫は1980年なので昭和です。また黒猫のジジが登場したジブリ作品魔女の宅急便の映画公開は1989年(平成元年)で30年前です。随分と昔ですね。。同じ年に人の顔をした犬、人面犬なんていう都市伝説?もありました。また漫画の動物のお医者さんは1987年から1993年(平成5年)にかけて連載されていました。実物のシベリアンハスキーの仔犬の可愛さは半端ないですよね。

人気犬種で言えば平成初期はダックスフンドが流行りましたね。また昭和から引き続きマルチーズも多かったと思います。チワワのくーちゃんが出現した頃からはチワワブーム、そのすぐ後にトイプードルが人気犬種になりました。トイプードルは10年位トップ頭数だと思います。最近では柴犬の頭数が増えているように思います。それとミックス犬も多いですよね。

『ネコは拾うもの』なんていう時代がありました。学校の帰り道に仔猫を発見したり、猫が家にご飯を貰いに通っているうちに家猫になってしまうという事もありました。今では純血種を飼う方がとても増えました。外と家を行き来する猫もだいぶ減ったように思えます。猫にとっては外を知ってしまうと行きたくなる子が多いです。外に出る子は一般的に寿命は短い傾向にあります。交通事故や白血病ウィルスなどの感染で短命になる事があります。今では完全室内飼いの猫ちゃんが圧倒的に増えました。

犬の仕事に新しいものが増えました。ファシリティドッグというものをご存知でしょうか?犬が人の病院に滞在し患者(ヒトの)と交わる事で患者の生活の質の改善や、治療に貢献します。特に小児医療ではファシリティドッグは闘病中の子どもたちやその家族に癒しや勇気を与える事が出来ます。

動物愛護の精神に反するというお考えの方もいらっしゃるとは思いますが、誤解を恐れずに言うと私は犬がヒトのために仕事をする事に多くの場合は賛成です。多くの場合というのはその仕事が極端なものでなければという意味を含んでいます。あまりに過酷な仕事には賛成できませんし、スキルを身に付けるための訓練が大変な事もあると思います。

私はヒトと犬との関係に関してはポジティブに考えたいと思っています。犬がヒトのために頑張ってくれる事、同時にヒトが犬に対して精一杯の愛情と待遇をもって迎える事が、お互いの幸せな共存に繋がると思っています。医療の現場で活躍してくれる犬がいるという事実は、自分の事のように嬉しく誇らしく思ってしまう部分もあり、一方で彼らの力にならなければとも思っています。

平成の30年間は沢山の変化がありました。令和の時代はさらに大きな変革があるのかもしれません。それが世の中の幸せへと発展するものである事を強く願って止みません。

 
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