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はごろもブログ

猫ちゃんの高血圧

2022年8月8日

皆さん、こんにちは。院長の渡辺です。あまりに久しぶりになりますが、ブログ更新します(笑)

表題にある通り、今回は猫ちゃんの高血圧についてお話します。

これまでも猫ちゃんの血圧の測定は日々行っていたのですが、ここ数年でその意義は大きいな、と感じる経験が多くなりました。様々なケースをご紹介したいと思っているのですが、まずは動物の血圧測定の仕方をご紹介します。

画像のような装置を腕や尾にピタリと巻き付けます。測定中は人間の血圧計のように巻き付けた帯が一度最大に膨らみ、その後シューッと空気が抜けてしぼみます。これで測定は完了です。

いたって簡単な検査なのですが、測定中に動いてしまうと正確な値が出ませんので、いかにして動物が落ち着いた状態でいてくれるか?がポイントになります。

どういう状況なら落ち着いてくれるか?はその子によって違います。声をかけ続けながらご機嫌をとる。抱っこが良い場合。自分のキャリーケースに入っている方が落ち着く、など。

動物病院での血圧測定はおそらく緊張のせいで、本来の数値より少し高めに出ると思います。また一度に何回か測定するのですが、回を追うごとに緊張がほぐれ血圧が下がっていく傾向が見られます。多い時は10回以上一度に測定します。最初と最後では30~40くらい差が出る事もしばしばあります。

さて猫ちゃんの高血圧の治療ですが、私は経験的な事をふまえて動物病院で測定する時に『上が150、下が100以下』辺りを目指します。高血圧の猫ちゃん達の症状はなかなか分かりづらいのですが、上手く治療できると食欲や活動性が増し『年齢のせいかな?』と思われがちな行動の変化も改善される様子をしばしば見受けます。

猫ちゃんの高血圧の理由というのは代表的なものがいくつかありますので、それは次回にお話ししようと思います。次回も是非お読みください!

 
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