こんにちは。
 
立川市羽衣町の「はごろも動物病院」です。
 
 
ワンちゃんと一緒に暮らすなかで、「うちのこには、元気で長生きしてほしい」と誰しもが願うものですよね。
 
愛犬を長生きさせるコツのひとつとして、大きさや年齢に合わせた適度な運動があげられます。
 
そこで今回は、犬の大きさや年齢に応じた運動の量についてお話ししましょう。
 
 

● 小型犬
 
1日2回30分程度の軽いお散歩がおすすめです。
 
お家の中やお庭で、おもちゃやボール投げなどの遊びをするのも、小型犬にはよい運動になります。
 
 
● 中型犬
 
1日2回30分～1時間程度のお散歩を毎日の習慣にしましょう。
 
リードを外して思いっきり走れるドッグランは、中型犬の運動不足の解消に効果的です。
 
 
● 大型犬
 
1日1回～2回、それぞれに1時間以上かけたゆっくりめのお散歩がおすすめです。
 
定期的にドッグランに連れていき、自由に走らせてあげると良いでしょう。
 
 

● 幼犬：0歳～1歳
 
体の機能が未発達な仔犬は、室内で遊んであげる運動がおすすめです。
 
環境に慣れてきたら、短い距離のお散歩など少しずつ外での楽しさを教えてあげましょう。
 
 
● 成犬：1歳～7歳
 
運動機能が活発な成犬は、1日2回のお散歩が欠かせません。
 
飼い主さまと一緒に歩くだけでなく、ドッグランで自由に走らせてあげると良いですね。
 
 
● 高齢犬：7歳以上
 
筋力が低下する高齢犬に、無理な運動は禁物です。
 
お散歩はワンちゃんの体調を見ながら、10分程度の短い時間で切り上げると負担になりません。
 
 

ワンちゃんにとって運動は、免疫機能の向上や筋力の維持はもちろん、ストレスの解消にも効果が期待できます。
 
ワンちゃんの年齢や大きさにあわせた運動を、毎日の習慣にしてみてください。
 
お散歩などの運動の後には、ワンちゃんの様子をしっかりと確認してあげることも大切です。
 
かけがえのない家族の一員であるワンちゃんと、少しでも長く一緒に過ごせるように、適切な方法で健康を守ってあげましょう。